小学生の英語について(1)
小学生、幼児の英語についてお尋ねがありましたので
私の意見を書かせていただきます。
言語習得は早いほうがいいと言うのは本当です。
ですから、早くから英語に触れさせることはいいことだと思います。
しかし、通わせて意味のあるお子さんとそうでないお子さんがいることを知っていて下さい。
お稽古ごとは全て似ています。4歳からピアノを習って、音楽大学に進学する方もいれば、何年も同じ練習曲を弾いている方もいらっしゃいます。
お子さんの成長には個人差があります。また趣味趣向が違います。
無理矢理やらされているお稽古はうまくいかないのが当然です。
楽しそうに英語も教室に通っていれば合格でしょう。
でも、お子さんがいやがったら、無理強いはしないほうがいいです。
英語嫌いのトラウマをかかえてしまうかもしれません。
何故、言語学習ははやいほうがいいのでしょうか。
それは、言語は音からできているからです。耳を鍛えるのは早いほうが
いいのです。僕らはうまれつき決まった周波数の中でしか音を判断できません。
英語の方が周波数の帯域が広いので、日本人は聞き取れない音が存在するのです。
早くから音になれるトレーニングをすれば、自然に聞き取る帯域が拡がります。
聞き取ることができなければ、発音することもできません。
以上の理由で、音に慣れるための英語は否定できません。
しかし、わざわざ教室に通わせる必要があるのでしょうか?
高い費用を払って通わせる必要があるのでしょうか?
できれば、週1回通うよりも1日15分家で、英語の音を聴かせた方が効果的かも
しれません。
今後も続きを書かせていただきます。