漢字習得の道筋についての仮説(1)
漢字が書けない、覚えられないについて、この夏休みにいくつかの実験から仮説を導き出しました。
先ず、漢字が読めないのは読む練習をしていないからです。チェックをする低学年のあいだはルビが振ってある本を読み続けることで解決できると思われます。
但し、日本語を読む習慣が確立していない場合には、音読で半強制的に練習をさせないといけないのではないかと思われます。日本語のリズムの楽しさを、音読を通して体得することが一生の宝でしょう。
体力がいりますが、子どもさんと同じ本を音読で読破することは、大きな自信と経験を与えてくれると思います。
青空文庫など無料で手に入る本もたくさんあるので、ご検討下さい。
次回は「漢字が書けない、覚えられない」場合です。